日常 ページ2
「おはようございまーす」
藍「ちょっと助けてー誰かー」
いつも通り返事はなかった。
瑠璃ちゃんを取り巻くほぼ全員のメンバーは取り合いをしていた。
青「瑠璃の彼氏は俺だ」
黄「いーや俺だね」
白「間を取って俺でしょ」
紫「やっぱ俺だよな」
「「お前は一番ない」」
紫「なんでだよ！！」
楽しそうだなぁ、と第三者目線で見てみる。
実際は、第三者なんかじゃないけどね。
そっと楽屋を出て水を飲む。
楽屋の外に出ると私はわたしでいられる。
トイレに篭ってぷはーぁっ、と一息。
女子トイレなので男子はもちろん来ない。
スタッフさんもあまり来ない。
＝最高の空間。
でも、楽屋に入るとモワッとした空気が押し寄せて無理やり笑顔を作らないといけない。
それよりは、楽屋に居る時間を減らして1人の時間を大切にしたほうが私的には優先なのだ。
存在を蔑ろにされるよりは、マシだから。
.
桃「あ！Aちゃんおはよう！」
「おはようございます」
いかにも今入ってきたよ、感を醸し出す。
そのほうが自分自身が錯覚して相手も気まずくならない。
藍「そういえば、今日来る前パン屋寄ったんだけどみんな食べない？」
即答、だよね。
藍「あれ？Aちゃん食べないの？」
「うん。ちょっとお腹空いてなくて。ごめんね」
藍「うん！一応残しておくからよかったら食べて！」
一瞬哀しい表情をさせてしまった。
でも、彼女自身もこの結果は薄々気づいていただろう。
食べさせても、会話が弾まない。
それだから、意味はないのだと。
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ゴマ団子(プロフ) - コメントありがとうございます！歴代であまりコメントが来なかったのでコメント嬉しいです！書き終えたあとにもう一度メインストーリーを見るとやはり理解が深まった気がします！続きを書くか迷っておりますが何回でも読んでくださいませ(*^^*) (4月30日 23時) (
レス) id: be5f4b3a72 (このIDを非表示/違反報告)
夜長王(プロフ) - すみません、類が出てきてコメントするか迷ったんですけど後書きで25のメインスト参考って書いてあってついコメントしてしまいました。奏とまふゆの関係性だーとなりました。シリアス味があってとても続きが気になる作品でした。ありがとうございます！ (4月29日 20時) (レス) @page36 id: 5051543c93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：皇-sumeragi- | 作成日時：2024年4月7日 22時
