完全無欠なアイドル様のヒミツ【紅一点】 (ページ4)

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3話　想像外ページ4

そこから、私はダンスが大好きになって。

いつかあんなふうにキラキラした世界で踊りたい、
そう思うようになっていた。

母「応募するの？ジャニーズ事務所。」
照「うん。俺、ダンスを生かした仕事に就きたいんだ。
それで、日本一のエンターテイナーになる！」
『るるも！ずっとダンス踊っていたい！』
照「そっかー。じゃあさ、応募する？」
『する！』

…ジャニーズ事務所って男子しかダメじゃなかったけ…？
なんて、張り切ってるお兄ちゃん見たら言えるわけないし。

そんなこんなであれよという間に審査通過。

【オーディション会場】

社長『YOU、明日から来れる？』

え！？受かっちゃった…？

『はい！来れます！』

振付師「え、でも女の子ですよ？」
社長「…あの子は、将来とんでもない子になるよ。」

『うふふ！お兄ちゃん！明日から楽しみだねー！』
照「ねー！」

不安が頭をよぎるけど。お兄ちゃんとなら
きっと大丈夫。