完全無欠なアイドル様のヒミツ【紅一点】 (ページ12)

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11話　守るべきものページ12

向井「向井康二です。改めてよろしくお願いします。」

ラウ「村上真都ラウールです。よろしくお願いします。」

目黒「目黒蓮です。改めてよろしくお願いします。」

1月。

新メンバーの初顔合わせ。

…やっと、ここまで来た。

『康二もめめもそんな堅苦しくなくていいって！ね？』

渡辺「そうだよ。」

向井「あ、そやな。」

目黒「あ、はい。」

この2人とは、なんとかして仲良くなってたから問題ない。

…けど、この子だけは違う。

『ラウールもこれからよろしくね。…お兄ちゃんお姉ちゃんが付いてるから。』

ラウ「…！はい。」

そう言って少し緊張は取れたみたい。

深澤「これから、たくさんのことがあると思う。それはもちろんいいことばかりじゃない。
…でも、ここにかけてる思いは皆同じはずだから。末長くよろしくね。」

目黒・向井・ラウ「はい！」

3人の目は強い決意に満ち溢れてた。

お兄ちゃんの車に乗って家に帰って、ビールを一口飲む。

『疲れたね。』

岩本「…なんか考えてる顔。

『ん？…守るものがいっぱい増えたなぁって。』

岩本「…そうだね。」

『…一緒に守っていこう。』

岩本「…！うん。」

だってお兄ちゃん、全部1人で背負おうとするでしょ？

…けどね、お兄ちゃんは背中に背負ってるおっきい荷物を私たちに少しでもいいから分けて欲しい。

なんてね。