おやすみ ページ4
私が座り終わると
ひーくんは私の前に胡座をかいて座った
岩「Aがこの時間になって俺の部屋来るの久しぶり
だね。…昔の夢でも見た？」
私の頭に手をおいて優しく撫でながら聞いてくる
その問いに私は静かに頷いた
岩「そっか、なら久しぶりに一緒に寝よう。
はい、じゃあちょっと向こうよれる？」
ひーくんに言われるがまま動くと
先にひーくんが布団に入って手を広げて私を待つ
岩「ほら、おいで」
優しい声が私に呼びかける
私は大人しくひーくんの胸の中におさまった
左腕で私に腕枕をしてくれて
右手で優しく子供をなだめる時みたいに私の頭を撫でる
岩「よしよし、怖かったな。もう大丈夫。
俺は、俺らは何があってもAとずっと一緒にいるからな」
その言葉を聞いた途端涙がこぼれた
『ひーくん。ずっと一緒？私をひとりにしない？』
岩「はは、当たり前じゃん。そんな心配しなくても
Aがうざいと思うくらい俺はずっと一緒にいるよ？
俺に限らずここにいるヤツら全員そう思ってるよ」
『ほんとに？……あの人達みたいに私を捨てない？』
まだポロポロと涙が溢れている目でひーくんをみやげる
するとひーくんは私の頭を胸の中におしつけ
ギューっと抱きしめてくれた
岩「捨てれるわけないじゃん、好きすぎて
そんなことできないから。」
『ほんとに？』
岩「ほんとに」
真剣な目でそう告げられたら、さっきのが嘘のように
眠気が私を襲う
それに気がついたのかまた、私の頭を撫でて
岩「もう遅いから寝よ。A、おやすみ。」
『おやすみ。ひーくん』
撫でてくれてる手の温かさと、
規則正しく鳴っているひーくんの心臓の音が
私の眠気に拍車をかけ、
気がついた時には意識を手放していた。
−−−−−−−−−
Aが眠ったのを確認し、岩本は独り言をこぼした
岩「そんなに心配しなくてもいいのに。
俺らがAから離れることなんて死んでもないのに。
…だからさ俺らのこと捨てんなよ。俺たちの可愛いお嬢」
静かにこぼした言葉は誰に聞こえることも無く
Aの寝息とともに消えた
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しじり(プロフ) - スノなにわ担さん» そう言ってくださり嬉しい限りです！これからもたくさん作品共々よろしくお願いします！！ (9月2日 21時) (
レス) id: 3d58f1b206 (このIDを非表示/違反報告)
スノなにわ担 - 凄く素敵な作品ありがとうございます！これからも投稿頑張ってください！楽しみににしてます (9月2日 12時) (レス) @page10 id: 576049d11b (このIDを非表示/違反報告)
しじり(プロフ) - マスコットさん» リクエストありがとうございます！ファンなんて初めて言われたのでとても嬉しいです(*ˊᵕˋ*)さっくんの続きはまだないのでいつか書きたいと思ってるのでお待ちください！他の人の話も本番前までは書きますので楽しみに待っていただけると嬉しいです！ (8月29日 22時) (レス) id: 3d58f1b206 (このIDを非表示/違反報告)
マスコット - 初めまして！読んでファンです(*^^*)さっくんとのピンクなお話は続きがあるんですか？皆のも書かれるんですか？楽しみにしてます！リクエストお願いしてもいいですか？夢主が誘拐されて、反撃してる所に全員で助けに行くみたいなお話が読みたいです！大好きです！ (8月29日 14時) (レス) id: f0407dfffe (このIDを非表示/違反報告)
しじり(プロフ) - スノなにわ担さん» リクエストありがとうございます！少しお時間がかかるかもですが、絶対書くので楽しみにしていただけると嬉しいです！ (8月28日 22時) (レス) id: 3d58f1b206 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しじり x他1人 | 作成日時：2023年8月25日 20時
