わがまま参上 ページ18
深澤side
さっきからAがリビングに行きたいって言ってるんだけどまだ熱が37.9度あるからダメだって言ってるにも関わらず…
『いや、A、行きたい』
の一点張り
Aが自分のことを名前で呼んでるってことは弱ってる証拠だから、あんまり移動はさせたくない
どうしたもんかな…
『おねがい、たつや〜。みんなにあいたいの〜』
目を潤ませて、俺の服の袖をギュッと握って
し、か、も！名前なんて呼ばれながら、お願いなんて言われたら断れる訳がないじゃん！
顔もとろけて、赤いしさぁ！
はぁ！
逆に断れる奴がいるなら俺の前出てこい！
ってキレたくなってしまうくらいに可愛い訳で。
深「…もう分かったよ、行こっかリビング。翔太も帰ってこないし」
『んふふ、やった〜！』
さっきまであんまに悲しい顔してたのに、
今はニコニコ笑顔
やっぱりAは笑ってる顔が俺は1番好きだ
深「A、ふらついたりしたら怖いから手繋ごっか」
『は〜い！A、ふっかと手つなぐ〜』
俺の差し出した手を遠慮なく繋いで、
スキップでもしそうな勢いで歩くA
はぁ、かわいい
そんなことを考えていたら、リビングに着くのも一瞬で
中からわいわい騒いでる声が聞こえる
すると、急に立ち止まり、こちらを振り返ったAは一言
『A、お部屋帰る…』
とぽつりとつぶやいた
その顔があまりにも寂しそうで、
俺の胸がやけに締め付けられた
『みんな、A居なくても楽しそうだから。A行ったら邪魔、なる』
深「そんなわけないでしょ？俺らがAを邪魔だと思ったことないし、Aも俺らを邪魔だと思った事ない
でしょ？」
『…ない』
深「なら、行こうよ。せっかくここまで来たわけだし、 君が大好きなゼリーも佐久間が買ってくれてるよ」
まだ浮かない顔をしているAの手を引っ張って
俺はリビングのドアをくぐった
−−−−−−−−−
作者より
皆さん！長くなってしまい申し訳ございません！！
書くの楽しくて、色んな要素を詰め込んでたらこんなに
長々と…
けど、もうちょっと続けてほんともう終わるので、
最後までどうか、どうか読んでくださいましm(_ _)m
しじりより
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しじり(プロフ) - スノなにわ担さん» そう言ってくださり嬉しい限りです！これからもたくさん作品共々よろしくお願いします！！ (9月2日 21時) (
レス) id: 3d58f1b206 (このIDを非表示/違反報告)
スノなにわ担 - 凄く素敵な作品ありがとうございます！これからも投稿頑張ってください！楽しみににしてます (9月2日 12時) (レス) @page10 id: 576049d11b (このIDを非表示/違反報告)
しじり(プロフ) - マスコットさん» リクエストありがとうございます！ファンなんて初めて言われたのでとても嬉しいです(*ˊᵕˋ*)さっくんの続きはまだないのでいつか書きたいと思ってるのでお待ちください！他の人の話も本番前までは書きますので楽しみに待っていただけると嬉しいです！ (8月29日 22時) (レス) id: 3d58f1b206 (このIDを非表示/違反報告)
マスコット - 初めまして！読んでファンです(*^^*)さっくんとのピンクなお話は続きがあるんですか？皆のも書かれるんですか？楽しみにしてます！リクエストお願いしてもいいですか？夢主が誘拐されて、反撃してる所に全員で助けに行くみたいなお話が読みたいです！大好きです！ (8月29日 14時) (レス) id: f0407dfffe (このIDを非表示/違反報告)
しじり(プロフ) - スノなにわ担さん» リクエストありがとうございます！少しお時間がかかるかもですが、絶対書くので楽しみにしていただけると嬉しいです！ (8月28日 22時) (レス) id: 3d58f1b206 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しじり x他1人 | 作成日時：2023年8月25日 20時
