歩きだそう ページ26
宮舘side
大介に抱きしめられて、人の温もりを久しぶりに感じた。
そして皆が伝えてくれる言葉に、涙が止まらなくなった。
皆はこんなにも"今の俺"を、SnowManとして
大切な9人目として、必要としてくれている。
それなのに、俺自身が自分を受け入れようとしていなかったんじゃないか。
宮舘『ごめんっ...泣、ごめんなさいっ...泣』
俺が涙を流しながら謝ると、皆は《大丈夫だよ》と言うように
優しく声をかけてくれた。
少したち、気持ち的にも落ち着いた。
宮舘『皆、ありがとう。皆はずっと、俺を受け入れてくれてたのに1人で思い込んでごめん。』
阿部『そんな事ないよ。でも、話さなきゃ分からない事もたくさんあるから。』
向井『せやな!これからはいっぱい話そや!』
阿部はニコッと笑ってくれて、康二は優しい笑顔で俺を見つめてくれる。
ラウール『僕達もたくさん舘さんに気持ち伝えてくから!』
深澤『うん。舘さんを不安な気持ちになんてさせないよ。』
岩本『舘さんがいないSnowManなんて考えられないよ。』
ラウールは力強い瞳でそういってくれて、ふっかも安心させるように手を握ってくれて、照は背中をポンと叩いてくれた。
佐久間『涼太、もう大丈夫そうだね?』
渡辺『大丈夫だろ。どんなお前も、お前なんだからさ。』
大介は俺を真っ直ぐな目で見てふわっと笑い、翔太は前に進ませてくれる言葉をくれた。
もう、大丈夫。
俺は、SnowManの、宮舘涼太だ。
どんな事も、皆と受け入れていく。
目黒『よかったね、舘さん。』
宮舘『目黒...、ありがとう。
皆も、ありがとう。』
目黒が言ってくれなきゃ、俺は皆の本音から逃げて1人でずっと思い込んでいた気がするから。
ここから、歩き出すんだ。
この8人と共に。
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りん(プロフ) - ともみさん» こちらこそ、素敵なメッセージありがとうございます! (2022年5月28日 13時) (レス) id: 9dd6c9cdd9 (このIDを非表示/違反報告)
ともみ(プロフ) - 涙が止まりませんでした。素敵な小説をありがとうございます。 (2022年5月28日 0時) (レス) @page33 id: aad3573941 (このIDを非表示/違反報告)
リセル(プロフ) - りんさん» いえいえ! (2021年10月17日 21時) (レス) id: d52ea51f4a (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - リセルさん» ありがとうございます!訂正します! (2021年10月17日 21時) (レス) id: 397729a488 (このIDを非表示/違反報告)
リセル(プロフ) - すみません、更新された最後のページで、分かり切っただと思いますよ! (2021年10月16日 2時) (レス) @page25 id: d52ea51f4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りん | 作成日時:2021年6月16日 1時