めめの妹６ (ページ14)

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席につき、各々お箸を持ち、ジュースで乾杯をする。

と、同時にAに何かコソコソと話す目黒。

パタパタと走り俺の前に来たAは

A「だてしゃ、たんじょーび…あーん」

と、ステーキをお箸で掴み口元に持ってきてくれた。

宮舘「ふふっ、ありがとう」

口を開け食べれば何故か起こる拍手喝采

宮舘「…エレガント。
姫、はいお返し。あーん」

と、ステーキのお返し。

「おいちー」と幸せそうに食べるA
そんな幸せそうなAを見て俺は本当に素敵な誕生会になったと思った。

かなり満腹になったあとは、まさかまさかのケーキ。

手作りケーキももらったのに、その後にはプレゼントまで

皆から、愛のあるプレゼントをもらい…

Aからは

A「おたんじょび、おめとぉー」

なんて言葉と共に大きな袋と小さい箱をもらった。

中身を開けてみれば

宮舘「エプロンと、鳥のぬいぐるみ？」

A「いつも、おいしいの、あーと。鳥…あべちゃんと、選んだの」

と、エプロンとぬいぐるみを貰った。

この日は旅館気分をずっと味わいたくて。
全員で和室で浴衣を着て寝ることに

朝早くから頑張って若女将になって接客をしてくれたAがスヤスヤと寝息を立て始めた深夜１時。

宮舘「スノ旅館、いつでも予約大丈夫ですか？」

なんて聞けば

「「「もちろん」」」

と、声を揃えて言ってくれた。

たくさんのプレゼント、温かいメンバー、可愛いAの寝顔に包まれたこの日は、本当に幸せな1日になった。

これからの誕生日。

こうして全員でお祝いできるといいな。

そう思った1日となった。