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渡辺side
、、、、ん、、？、、
ケータイをいじりながらしばらくうとうと、
一瞬寝落ちたり、戻ったり、、
まどろみの中で背後がもぞもぞと動く感覚、
、、、あれ？、、奏多？、、、
慌てて振り向くと、
翔「どうした？奏多？」
ポロポロと涙を流す奏多。
翔「どっか痛い？げぇ出そう？」
慌てて膝に抱き上げると、
奏「、、うあぁぁぁ、、ぱぱぁ〜、、ぱぱぁ、、」
パパ、パパと父親を求めて泣きじゃくる奏多。
翔「あ〜、、寂しくなっちゃったかぁ、、笑、」
病院では分かってくれたとはいえ、
気持ちがそんなに持続することはないよね。
翔「パパね、お仕事中だよ。
お仕事終わったらさ、すぐに迎えに来てくれるからね、」
そんな俺の気休めは
気持ちがあふれ出した幼児に効果があるはずもなく、
奏「ぱぁぱぁ〜〜。、、、」
翔「はいはい、、分かってるよぉ、、
、寂しいねぇ、、パパ会いたいねぇ、、、」
背中を擦って何とかこの場を落ち着かせる。
俺も子供の時に、君のパパに散々やってもらってたからさ、笑
痛かったねぇ、翔太は強いねぇ、ママに会いたいねぇって。
しばらく泣くと、満足したのか、
体力が無くなったのか、
段々と泣き声が小さくなった奏多。
翔「お熱もう一回測ろっか、」
上がった感じはしないけど、一応ね、
測っている間は、
ティッシュを取って顔を拭ったり、
翔「うん。キレイになったね、
、、あ、お熱鳴った。」
示している数字は３７℃代のままと、
上がってはいない。
泣いて泣いて、満足した奏多は、
今度は俺の部屋着の襟をいじいじ。
もっかい寝るか、とか、
リビングもっかい連れてくかとか考えてたら、
そういえば、ご飯食べてないな、、
俺単独だったら食べないこともあるけど、
まだ子供の奏多はなにかしら食べさせたほうが良いよね、
まあ、お昼はずいぶんと前だけど、、
翔「奏多、お昼食べよっか、」
抱っこして、キッチンに連れていって、
冷凍庫をあさると、
翔「あ、うどんでいい？」
奏「、、、いいよ、」
常にストックしてある冷凍うどん。
チンして、つゆかけるだけのやつね。
そんな大したものは作れないからさ、
お皿に移して、レンジで数分。
チンと音がすると出来上がり。
、、さ、気晴らしに食べよっか、
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みどり(プロフ) - 更新ありがとうございます😊大人になったお話続き気になります!他のメンバーも登場するのかワクワクしています。これからも応援しています!! (5月13日 23時) (
レス) @page50 id: 29a70276c9 (このIDを非表示/違反報告)
ちぇり - 治療に疲れためめがODをして意識レベルが落ちてしまうお話をお願いします。挿管されて胃洗浄もお願いしたいです。 (5月4日 14時) (レス) id: c79ef550b7 (このIDを非表示/違反報告)
りー - このシリーズのお話が大好きです！リクエストになりますが、めめが食欲不振で経管栄養の管を挿れられ、鎮静されながら胃カメラの検査をされるお話をお願いします。 (4月22日 16時) (レス) id: 08e83a2083 (このIDを非表示/違反報告)
KAORI(プロフ) - 更新ありがとうございます！お話を読むたびに癒やされ力をもらっています。シリーズ�，�ら何度読み返してるか(笑) これからも応援しています。 (4月11日 10時) (レス) @page48 id: 7e73bcd6e8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆり(プロフ) - 更新楽しみにしてます！ (4月8日 23時) (レス) id: 3cc41f316a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：(名前) | 作成日時：2023年9月10日 17時
